そもそも、さいたま断熱改修会議とは5年前の暑い夏、日本一暑い埼玉、何とかしなきゃと集まった、工務店、設計事務所、建材メーカー、販売店の有志が、既存の住宅でも暑さ寒さを我慢しないで暮らせる家に変えて行こうよと、決意して出来たボランティアグループです。
主な活動は、県内各所にて市民セミナーを実施して、住みながら断熱改修する方法や、改修後の快適さと省エネ性を市民に伝えようとしましたが、集客には苦労しました。
しかし実際開催して、来られた市民の方には、「そんなことが出来るなんて知らなかった」、「是非やってみたいと」大変好評でした。
上尾市さんとは昨年、私どもの活動に共感していただいた一級建築士でもある元市職員の方より、上尾市がゼロカーボンシティー宣言を行い、具体的な低炭素化への対策案を立てている、一度お会いしてみないか。。から始まり、住宅の断熱改修によるヒートショック・熱中症予防の健康面・光熱費削減等によるエネルギーコスト・CO2削減等様々なメリットをご理解いただき、5月29日に県内初の住宅の脱炭素化に向けた連結協定を結ぶまでに至った次第です。
当初、市の予算があるわけでも無く、市民セミナー開催費用に関しては上尾市協働まちづくり推進事業に採択いただき夏冬の2度開催し前先生、環境省職員の方にも登壇いただき行いました。
本年度も市民セミナー開催のための補助事業の申請と共に、上尾市議会にて市内小学校2教室の最上階断熱改修とWSおよび効果測定に予算を付けていただき、今夏休みに実施いたします。また、今年の夏も、幾つかの団体からご相談が来ている状況です。
プレスリリース
朝日新聞
新建新聞社