これから若い人が家を持つための注意事項は何でしょうか?
マンションがいいのか?一戸建てがいいのか?
政党など将来が見えない中どこに向かって日本経済は進むのでしょうかね?
とご質問をいただきました。
マンションでも一戸建てでも、どちらでも良いのですが、お客様ご自身が勉強しないと資産でなく、ゴミをつかんでしまいます。
これはNET社会になり情報格差が開いてきたと思います。
差し迫った話では、2020年つまり2年後に日本で初めて断熱性の義務化が始まります、え?と思われるかもしれませんが、先進国でありながら日本はその規定さえなかったんです。
2年後に何が起こると思いますか?たとえば今、建てている家が義務化の基準に断熱性が適合されていないとしたら、2年後には自動的に既存不適格建築物(現在の法律に適合しない建築物)となる訳で、当然不動産価値は。。。。。。ですね。
しかし2年後に制定される基準はあくまでも最低基準なので、これをクリアすればいいや、程度の断熱性能ではZEH(ゼロエネルギーハウス)に適用されません、ZEHは義務化ではありませんが国は2020年には新築の50%、2030年には100%をZEHとしたいと考えています。
残念ながら2020年に制定される基準は中国・韓国よりも低い水準なんですよ。
また、耐震生についてもしかり、昨年の熊本地震により、現在の耐震基準の見直しも検討されたようですが今回見送りになりました。
しかし現行の耐震基準も最低レベルの基準であり、熊本クラスの地震の力を1回でも受けると壊れます、でも何とか一瞬の倒壊は免れますが、避難して下さいというレベルの基準です。
これも現在作っている住宅が建築基準法をクリアすればいいやで作っていると、大破となり建て替えもしくは大規模な修繕が必要になります、矢沢さんこんな事知らなかったでしょう。
上尾にもそのことを理解して耐震・断熱性能の良い家を皆さんにご提供できるように頑張っている工務店があります。是非情報発信して、ゴミを握らないようにしてもらいたいと思います。
若い人には、自分の息子、娘だと思ってお話ししています。
ただ安いからと家を造ってはいけません。
たとえば光熱費のことをあげると、安い家=断熱材スカスカ、窓も断熱性無し、さらに施工不良となると、引き渡しを受けた瞬間から、暑さ・寒さと戦わなければ行けません。
さらに生きるための室温を確保するために、エアコン・ストーブをがんがん掛けなくてはいけません、それでもトイレや脱衣場浴室が寒いと言う状況になります。
かたや、最初にお金を掛けて十分な断熱材や高性能なサッシを取り付け、隙間のないきちんとした施工が行われれば、そもそも暖房を入れずに日射だけで室温を寒くなく維持できます。
ちょっとだけ暖房してあげると暖かさが維持できます、玄関・トイレ・脱衣・浴室も家中、温度差のない空間とすることが可能です。
暖冷房のエネルギーは付けっぱなしにしてもたいしたことがありません、さらにちょっとだけ屋根に太陽光発電を付けると東京電力から買う金額を電気を売る金額が上回る事例がほとんどです。
これが少なくともローンの期間35年で計算すると、性能の良い家の方が安いと言う結果が出ます。誰も教えてくれなかった事、いっぱいあります資金がなければ家を小さくして高性能にすることをお勧めします。
ところで貴方が30歳だとしたらローンの終わる35年後は65歳、平均寿命からしてさらに20年、つまり家を造ったら55年間、冷暖房費とメンテナンスにとお金が掛かります、それは建築費を超える費用が掛かります、イニシャルコストが安くて維持費がそれ以上に掛かる家、イニシャルコストは高いがその後55年間の維持費が安いい家 もし同じ金額だとしたら、貴方はどちらを選びますか? 安い家を買っちゃったから10年ごとにペンキを塗らないとだめなんだよ、しかたないよね。。。。。。。。という話し、よく聞きます。涙(;。;)。
そして、大きな家は要りませんあっという間に夫婦2人暮らしになってしまいますから。だったら小さくても高性能な家で引っ越しの翌日から「ここちよく」、「懐にもやさしく」暮らせる方が絶対良いと思います。