今や建築工事現場必需品となりつつある、スマホに接続して温度を目視する
FLIRoneというサーモカメラを初代iphone5用から最新Pro版までを比較してみた。
重要なのはどのくらい感度が良くて画角が広いかだ、実際の温度に関してはかなり誤差が
有るようなので、補正をするなり表示温度を鵜呑みにしてはいけない。
住宅建築のプロのみならず、一般ユーザーの方も普及すると思われる廉価版サーモカメラ、現時点での購入のお役立ちになればとおもいます。
実際の温度環境 スポット温度は右側のお人形さん、室温と同じ22.5℃
比較するのは現行の4機種
FLIRone-5 初代iphone5、5S用のジャケットのようなタイプ
$149.99 amazonで¥32,683
私は中古のiphone5を購入して専用サーモカメラとして使用している。
★
FLIRone-Ⅰ 第一世代で首から提げるストラップ保管ケース付き、個人的にはこれが大変
使いやすかった。
$249.99 amazonで¥49,790 ★★だけど高い!!ぼったくりか?
FLIRone-Ⅱ 第2世代と言うべきか、画素数は増えたようだが他と比べるとぼやっと
してしまっている。熱分解能80x60、視覚的解像度1440×1080
$199.99 amazonで¥28,944 ★
FLIRone-Pro Proの冠が付くように画角も精度も高い、値段も高い。
熱分解能160x120(第2世代の4倍) 40万円のE6と同等
視覚的解像度1440×1080 $399.99 amazonで¥49,800
★★★
実際撮影したものを見比べてみましょう。
まずは横位置
第一世代だけが温度誤差が大きいですね。
次に縦位置
FLIRには各種設定メニューがある。
特に最新のPro版はメニューも豊富、温度IRスケール付きで欲しかった機能の限界値を調整が出来ます、さらに画面内の最低最高温度が瞬時に判ります。
如何でしょう、違いがわかりますか?
結論、現時点では購入するならちょっと高価ですがProが良いと思います
撮影できる範囲も広いし、精度も高い、色々と設定が出来るのが便利です。
詳しくはこちらを参考にしてみて下さい、amazonよりもちょっとだけ安いし、アフターも安心だと思います。
FLIRoneをセットして直ぐに測定を始めると、温度表示が明らかにおかしいときがあります、その場合は手動でキャリブレーションを行うか、しばらく様子を見て安定したなと思ったら測定しましょう。
また、このちっちゃい筐体ゆえ、電池が超小型らしく電池の持ちがわるいのが共通です。
ちなみに温度表示が正しいか目安に私が携行しているのはこちら、なんて言っても小型で安い。