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2015年7月6日月曜日 (実験)
熊谷市ST邸気密測定を行いました。

完成間近の熊谷市ST邸の気密測定を実施しました。

P1140973

気密測定は4年前にコンセプトハウス「わたしのおうち」を測定したきりです。

なぜ、全棟測定しないかというと、それは弊社にとっては意味がないからです。

断熱気密の方法に関しては原則標準仕様なので、弊社の大工技能者はコンスタントにC値1.0を切る施工ができます。

ちなみに、「わたしのおうち」の場合C値0.6でした。

では、なぜST邸の気密測定を行ったかというと、弊社のフラッグシップモデルとして断熱の強化と開口部に付くサッシの大幅な仕様変更を行いました。

断熱性能は計算値によりUA値0.3という高断熱な仕様となりました。但し気密性に関しては計算値によって求めることはできませんので、実際に測定することにより気密性を定量的に実証したかったからです。

担当の岡野棟梁、K-Windowという高性能樹脂サッシを供給していただいた(株)栗原のスタッフ、そして測定をしていただいた(株)大和屋さん、総勢8名が見守る中、測定が行われました。

測定器が測定エラーのピーピーと鳴ります、

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まさか、どこかに大きな隙間があるのかと思いきや、隙間が無さ過ぎて、通気量測定ができず、送風機の出力を調整しながら、やっと測定できました。

結果はなんと C値0.096≒0.1cm2 という超高気密の結果です。 ェ! 1cm2じゃないよね,

その1/10です。

2015-07-06 14.08.50

P1140975

ちなみに

C値(隙間相当面積) っていうのは
建物の床面積1m2当たりのすきま面積のことです。

延床面積100m2の建物のすきま相当面積は、C値2.0の場合、建物全体で100cm2存在すると言うことです。
C値が小さいほど気密性は高くなります。

残念ながら現行の基準にはC値の規定がなきなっておりますが、公庫融資に代表される、省エネルギー仕様や次世代省エネルギー仕様の断熱基準が作られ、その中の気密性能の確保を目的として制定されています。

気密住宅の基準は東北以北がC値2.0以下、その他の地域はC値5.0以下の住宅を気密住宅としています。

それではST邸の測定結果のイメージですが。

Picture1

気密住宅と呼ばれるC5.0の1/50の隙間しかないということです。

ちなみに高気密高断熱な住宅の場合C値1.0を切ることが重要であると言われております。

皆さんほっとしました、特に岡野棟梁は特にほっとしたに違いありません。

P1140976

また、ここまで気密性が上がるとドアの鍵穴から外気が漏れてくるという現象が発生します、ドレーキップ窓はラッチを外すと勢い良く開きます。

意外と戸車付きの引き違い窓から空気が漏れていないことに驚きました。

動画はこちら

 

 

 

 

 

 



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