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2021年2月4日木曜日 (独り言)
家づくり難民

2020年1月末より、広がり始めた新型コロナビールスのため、在宅勤務、在宅学習が増え、家族の在宅時間が増えることにより家族と過ごす時間、家族との関わり方、仕事のあり方、現在の住環境への不満など考えさせられる1年だったのではないでしょうか。

 

3月頃より大学の先生、設計事務所、工務店等の実務者など、建築のプロフェッショナルたちがYUTUBEを使って情報発信を始めました。

 

彼らは、今までともすると個人知識の範囲での思い込みのような物で間違った情報発信していた建築系Yutuber達に危機感を感じて、正しい情報発信を始めました。

 

しかし、専門的な内容もありとかく難解になりますが、耐震性・温熱性・耐久性など長く安心して暮らせる家造りに必要なことはこれだ!と理解され、沢山の情報を手に入れられたと思います。

 

情報を沢山得た方々はすべて満点の家を造ろうと、工務店探しを始、知ってる限りのベストな物を採用して、失敗したくないと言う気持ちで、設計事務所・工務店に注文します。

 

結局「家づくり難民」となってしまうのです。

 

 

同業工務店として仲良くさせていただいております横浜の設計事務所工務店 あすなろ建築工房の関尾代表のメルマガをご紹介させていただきます。

 

2021年2月3日

本日は「依頼先選びで9割決まる」
の話をさせて頂きたいと思います。

以前に「家づくりに失敗してしまう人」の
話をさせて頂きましたが、
その続きとなるお話しです。

youtubeなどにある情報を
得すぎてしまって「情報過多」に
陥ってしまって、見聞きしたものを
すべて取り入れて家づくりを
しようとしてしまっている
とお伝えしました。

溢れた情報に
翻弄させられてしまって、
「何を信じたらよいか分からない」
状態になってしまって、
結果的に「家づくりに失敗してしまう人」に
なってしまうというお話しでした。

「一般解」や「特殊解」の家づくりで無く、
性能や仕様やコストの
バランスを取りながら求めていく
「最適解」探しが家づくりで
あるとお話しさせていただきました。

求めるものは「最適解」ですから、
一つ一つの部分を見てみると、
その解決策はそれぞれでは
「100点」ではない75点や
80点などの「及第点」としている部分や、
条件を天秤に掛けて判断し
50点以下としている部分もあります。

結果として家の成績が
100点とならなくても、
土地と家族と街にとっての
「最適解」すなわち得られる
「最高得点」を求めていく作業が
「設計」という作業となります。

あくまで「最適解」であるので、
100点にはならないものです。

100点に満たない部分は、
お住まいになる御家族が、
住まいながら工夫して
最終成績得点を
上げていくものと思っています。

住まう前のお家の点数を上げるには、
そのお家に携わる設計者や施工者の
「設計力」と「施工力」がとても重要です。

「設計力」には、当然設計者が
持っておかなければならない
建築基準法や構造や温熱などの
基礎知識も含まれますが、
それ以上に経験によって
培われる「応用力」が
大事な部分となってくると思います。

「施工力」も同じで、
施工者が持っておかなければならない
基礎知識だけで無く、
経験によって培われる「応用力」が
大事な部分となってきます。

「家づくりに失敗してしまう人」は、
少しでも家の得点を高くしようとして、
「自分の知識向上で何とかしよう」と
しているように思います。

家づくりのお打合せを
させていただいていると
私たちが想像もしていなかった
提案をお客様の方から頂くこともあり、
それがぴったりとハマることも
もちろんあるのですが、
私が考えるところ、
施主の力で点数を上げることが
出来るのは5%程度では
ないかと思います。

家の成績は、設計者や施工者の
能力による部分が大きいので、
お住まいになる方の知識で
点数を上げることは限度があるのです。

家づくりの成否は
「依頼先で9割が決まる」と思います。

先にお話ししたとおり「最適解」を
求める作業が家づくりなので、
満点にはならないものです。

お客様ご自身が一所懸命に知識を得て、
それを設計者や施工者に伝え、
家の成績を上げたとしても、
全体の5%つまり、
5点程度のアップが
限度なのでは無いかと思います。

90点の能力を持った依頼先なら、
90点に5点を追加して、
95点になります。

20点の能力しか持っていない
依頼先なら、20点に5点を
追加するだけなので、
どんなに施主が求めても
25点にしかならないのです。

逆に依頼の仕方が間違ってしまって、
20点だったものが
10点になってしまったり、
果てはマイナスになってしまう
ようなこともあります。

実際にそのような結果と
なってしまっているお家を
多く見てきました。

ですので、急激な点数のアップは
出来ないものなのです。

設計者や施工者は過去の経験から
最適と思う仕様や施工方法で
家づくりを行います。

慣れないことや新しいチャレンジ的な
要素が多いと失敗リスクも高くなるので、
極力変えない方向で
家づくりを行おうとするものです。

慣れないことを無理矢理させても
良い結果にはなかなか
結びつかないものです。

応用力がある住宅会社なら
まだよいのですが、
形式的なやり方に慣れてしまっている
住宅会社さんの場合には、
想像していない大失敗ってことに
なる可能性も十分にあります。

お客様から
「耐震性能は許容応力度計算の等級3で」
「断熱性能はUA値0.3以下で4」
「C値は0.1以下で」
「断熱材はセルローズで」
「外壁はそとん壁で」
「換気方法は第一種熱交換換気で」
と条件を付けたとしても、
普段からその仕様で
家づくりをしていないと、
求めているような点数には
上がってこないものです。

逆に慣れないことをして
「思わぬ失敗」ってことに
なってしまうことにもなりかねません。

「依頼先で9割が決まる」ものだと
思いますので、依頼先は
慎重に選んでいただければと思います。

「ではどうやってその依頼先を
見つければよいか」という質問を
頂いてしまいます。

「依頼先が見つからない」と
いう人の多くは、「100点満点」の
相手を探してしまっていると思います。

「100点満点」の相手は
居ないことは先にお伝えしたとおりです。

満点では無い相手ですから、
しっかりと相手を見ていけば、
自分にとっての最適な相手は
見つかると思います。

詳しくは、またの機会に
ご説明したいと思います。

本日は「依頼先で9割が決まる」
のお話しでした。

 

 

如何でしょうか、まさしく佐藤工務店にお問い合わせいただく

お客様は、YUTUBE等で勉強されており、ものすごい情報を得ておられる方が多いようです。

佐藤工務店の経験と実績を上手に使っていただき、知恵を出し合い、いい家を造りしませんか。



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