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2018年4月23日月曜日 (温熱環境)
LCCM住宅ってご存じですか? 佐藤工務店はLCCM・ZEH住宅を造ります。

LCCM住宅って聞いたことありますか?

 

ZEH住宅という言葉はハウスメーカーを中心にテレビでCMやっていて認知度が上がってきていますね。

ところでLCCM住宅(Life Cycle Carbon Minus:ライフサイクルカーボンマイナス住宅)とはなじみの無い言葉だと思います。

住宅の長い寿命の中で、建てるとき、暮らしているとき、解体する時においてできるだけの省Co2に取り組み、かつさらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創り出すことにより、住宅建設時のCo2排出量も含め一生涯のCo2収支をマイナスにするという住宅です。

ZEH住宅、を上回る住宅性能を持ち、日本が目指すべき最終的な住宅の理想像と位置づけられている住宅をLCCM住宅と呼んでいます。

 

■国が推し進める、低炭素化に向けての住宅のイメージです

 

 

2018年LCCM住宅普及元年となりそうです。 

佐藤工務店もいち早くLCCM住宅に取り組むために、説明会に参加して参りました。

国の想定している、最高峰に位置しているLCCM住宅として認定されている住宅は2018年6月現在全国で58棟しかありません、今回国土交通省により採択されたプロジェクトは200棟に対して180万円の補助金を出すという物です。つまり、2018年はLCCM住宅が普及する元年になると思われます。

 

それでは端的に言ってLCCM住宅はどうすれば造れるの?

 

要件1。長期優良住宅に適合すること。

長期にわたって、安全・安心に住まうことが出来ることが必要です。

弊社は、平成21年6月に長期優良住宅という制度が出来て直ぐに佐藤工務店の造る家は全て長期優良住宅に適合するとしてきました。

1棟1棟構造計算・温熱計算を行い、いずれも最高等級を認定して貰うことを決まり事として家造りを行ってきました、また同時に始まった長期優良住宅の補助金制度も採択枠がありますが全棟に適合することが出来ました。

 

要件2。ZEHに適合すること

長期にわたって、我慢せずにここちよく、懐にもやさしく住まうことが出来ることが必要です。

認知度が上がっているZEH住宅(ゼロ・エネルギー・ハウス)とは住まいの年間の消費エネルギー量を、ムダを省く「省エネ」・太陽光発電などでエネルギーをつくる「創エネ」・蓄電池に貯める「蓄エネ」、等を上手に組み合わせておおむね“ゼロ”にする住まいのことです。

地球環境にやさしい暮らし、と言えます。

佐藤工務店は2016年よりZEHビルダーとして登録され住宅のZEH率を100%と宣言し2016年2017年ともに100%の実績を報告致しました。

2018年ZEH☆☆☆☆☆(五つ星)ビルダーとして認定されました。

また2年連続して100%の実績を上げているビルダーは埼玉県内では弊社1社のみでした。

これは、自己宣言ではありません、ZEH住宅であることを第3社機関が認証するBELSBuilding-Housing Energy-efficiency Labeling System:ベルズ)を全棟取得しております、BELSでは同じ計算法に則って一次エネルギー消費量を算定します。

消費者にとって車の燃費のように、省エネ性能というモノサシで建物の「燃費」を横並びに比較できるメリットがあります。

 

要件3。さらにCO2の排出を控える工夫をすること。

住宅におけるCO2の排出は【住宅を建てるときのCO2排出量】【住宅に暮らしているときのCO2排出量】【住宅を解体するときのCO2排出量】の3つをCO2総量を算出し、それから【太陽光発電などの創エネにより減らされるCO2排出量】を差し引いて、住宅で発生する一生分のCO2総量 < 創エネルギーで抑制できるCO2の量と、なる住宅が、LCCM住宅なのです。

 

 

 

 

【住宅を建てるときのCO2排出量】

住宅といえども建て方は色々ありますね、木造であったり、鉄骨造であったり、鉄筋コンクリートであったり、それぞれ排出するCO2の量は違います。木造であればCO2の排出量はゼロですが鉄骨造の場合鉄骨の製造過程でのCO2の排出量は大きくなります、また基礎工事においてもセメント生産時に発生するCO2の排出量が低い物を選択することも出来ます。このほかにも屋根材や外壁材なども、メンテナンスサイクルによってCO2の排出量が変わってきます。

 

【住宅に暮らしているときのCO2排出量】

居住時に発生する二酸化炭素の量は、使用する、ガスや電気の量から算出します。

ZEH住宅で消費エネルギーが少なければ少ないほど、年間に発生するCO2の排出量は減ります。

また、リフォームなどの改修で発生するCO2の排出量もカウントされます。

 

【住宅を解体するときのCO2排出量】

ライフサイクルCO2の場合、解体時に発生する二酸化炭素の量も
考慮するのですが、LCCM住宅における評価には、この部分の二酸化炭素の量は
考慮しなくて良いことに今の段階ではなりそうです。

 

マイナス 【太陽光発電などの創エネにより減らされるCO2排出量】

太陽光発電・風力発電などの創エネ出造られたエネルギーを電気を使った場合のCO2の排出量に置き換えて、減らすことが出来るCO2の量、太陽光発電の場合ZEH住宅の場合の1.5倍程度の太陽光パネルの積載が必要となります。

 

以上がCO2の排出量算定の概要ですがこれを証明するにはLCCM住宅の認証を受けるにはまず、財団法人建築環境・省エネルギー機構が作ったCASBEE(建築環境総合性能評価システム)により第3社認証を受けなければなりません、このCASBEEの書類は図面・根拠資料を含めて大変な量になります。

 

熊本エコワークス(株)さんから参考に頂いた申請書ですが1.5CM位厚みがあります、このくらいのボリュームとなります。もちろんこのほかに確認申請申請長期優良住宅認定BELS評価書等の膨大な書類が必要となります。

ワァ~~また工務店のオヤジの仕事が増えてしまう!!

 



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